SIX SENSE

覚田真珠|KAKUDA PEARLS ~ 真珠養殖体験 ~

2024.7.9

三重県伊勢志摩の英虞湾(あごわん)をご存知でしょうか。
そこは、養殖真珠の発祥の地とも言われています。

その入り江の一角に、覚田真珠さんの真珠養殖場があります。

今回は、そちらで初めて体験した真珠の養殖についてご紹介させていただきます!

三重県伊勢市にあるパールブランド
覚田真珠 | KAKUDA PEARLS

「森の再生から始めて入り江を甦らせ、復活した海から真珠を採りたい。伊勢志摩で真珠をつくりたい。」
その思いで先代から継ぐ
三代目の覚田譲治さんが、直々に出迎えてくださいました。

まずは
宿泊施設のCOVA KAKUDAで、防水エプロンと長靴に、グローブを持って身支度を済ませます。

筏やクルーザーに乗って養殖場へ向かいます。

到着して早速取り掛かるのは、
貝の開閉運動をさまたげる海綿や海草などを落とす「貝掃除」です。
貝を割ることなく、傷つけないように扱います。

次に、「細胞切り」です。
真珠質を分泌する性質を持つアコヤ貝の外套膜を2㎜ほどの小さな切片に切り分ける作業です。

そしていよいよ「核入れ」です。
母貝の生殖巣に真珠の素になる“核”と、真珠形成に重要な役割となる”ピース”と呼ばれる先程の切片を入れます。
これが非常に難しく、とても繊細な作業でした。

ちなみに、写真左下のケース(左側)に入っているのは、作業中に見つけた天然の真珠だそうです。
綺麗ですよね、きっと見つけた時は気分がいいんだろうな…

その後、核入れを終えた真珠は海で養生(仮吊り)させます。

仮吊りを終えた施術貝は「沖だし」に入り、ようやく本格的な養殖がスタートします。
立派な真珠が生まれるまでには、約1〜2,3年の歳月を必要とするそうです。

きれいな貝の内側。
真珠はアコヤ貝の成分によって形成されるので、貝の内側に出る色が真珠の色に反映され、美しい光沢を放ちます。

それでも養殖が100%成功する訳ではなく、
納得のいく美しい真珠に仕上がっている貝は、ごくわずかだとか…
自然と向き合う難しさが伝わりました。

最後に、「海の守り人」である御三方をご紹介いたします。

代表の覚田譲治さん(写真:右)
今回真珠養殖について教えていただき、将来を担う岡部さん(左)
共に真珠作りに励む、加藤さん(中)

実体験ができたことは、パールを知る・扱う上で非常に欠かせない貴重な経験となりました。
覚田真珠の皆さん、素敵な機会を本当にありがとうございました。

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